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夏の味覚?トリッパのサラダ。

【ラ・リリカ】のHPをご覧いただいているみなさま、こんにちは。
お変わりなくお過ごしでしょうか。
ここフィレンツェも気温がぐんぐん上がってます。
今日は40℃に届くとか…。
ひぇ~~っ。

さて、暑い時でも食欲が衰えることはまずない店長宮本ですが、夏のフィレンツェで必ず一度は食べたくなる夏の味覚、insalata di trippa(トリッパのサラダ)があります。

トリッパは牛の胃袋、いわゆる「モツ」と言われるものです。
フィレンツェのあるトスカーナ地方ではイタリアの他の地域よりもこのトリッパをよく食べる習慣があり、いくつかの名物料理があります。
実は私、あの「ぐにゅっ」とした食感が苦手で日本ではモツの料理を好んで食べることはないのですが、このトリッパのサラダを食べてから、この「モツ」だけは別だぁ…と思うようになりました。

材料は下処理して湯がいてある「モツ」と新鮮なタマネギ・きゅうり・ニンジンなどの野菜と塩コショウの味付けにオリーブオイル。
味の決め手は酢の代わりに大量に使うレモン果汁。
これらをマリネのようにして冷蔵庫で3~4時間寝かせて、冷え冷えのサラダでいただくのはもう最高。
白いトリッパがボイルした柔らかいイカみたいで、まるで野菜たっぷりのイカサラダを食べてるようです。



スーパーのお総菜コーナーなどでも見かける庶民的でポピュラーな家庭料理的トリッパのサラダ、イタリアにいらしたら試してみてください。
夏がおススメです。


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