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SAGRA(村の祝祭)

【ラ・リリカ】のHPをご覧いただいているみなさま、こんにちは。
お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、田舎の山でのはじめてのferragosuto(聖母被昇天の祝日)体験。
田舎の村ではSAGRAといわれる村祭りが行われています。
マリア様が天国に召されたお祝いのお祭りというからには宗教色の強いものなのかなぁ…と思いきや。
これは日本で言うところの夏祭り。

お祭りの会場にはテント張りの広大なレストランやバールが設営され、夜店の出店もあり、簡易遊園地のような乗り物があり、仮設のステージでは毎晩違うバンドが演奏、そしてその前にはかなりひろいダンスブースが設けられていて老いも若きもみんな踊ってます。
(社交ダンスもクラブダンスもゴッチャ混ぜです。)
それとは別にDJのいるディスコ(なつかしい響きですね)コーナーもあって、
こっちでも若者やチビッ子たちが踊ってます。



へぇ~~?
というのが「最初の」感想でした。
このお祭り、8月8日から始まり8月月14日まで毎晩繰り広げられ、最終日の夜に最高潮の盛り上がりを迎えるらしいのです。
運営は、地域の若者のボランティアで、レストランのホールブースできびきび働いているのはみんな可愛らしい中学生。
左:これが注文レジ(cassa)。かなりの行列。
右:中学生たちが素早くセットするランチョンマット&パンとカトラリー。
左:この2倍ほどの広いレストランブース。みんな食べて飲んでます。
右:こちらがオーダー表。
左:お料理のメニュー表。
右:BARのドリンクメニュー。

まずは、会場入り口に置いてあるプリントされたメニュー表に人数と料理と飲み物の注文を書き込みレジで前払い。
レシートを受け取ったら、大テントのテーブルを確保し中学生たちにレシートを渡すと次々料理が運ばれてくるというシステム。
料理は、SAGRAに欠かせない苦い葉野菜を春巻きの皮みたいなパスタで包んでフライしたものや、この地方でよく食べられるカタツムリの煮込みや薪の直火焼きで各種お肉のミックスグリルなどの名物料理etc。
価格は控えめで、クオリティはまずまず。
ものすごい数の人たちが家族や友人たちとテーブルに着く様子は圧巻でした。
グリル担当は、ほとんどが地元のシェフ。
グリルの裏側では薪を焚きつけています。
右:ドリンクのワイン類を取り仕切っているのは地域のおじさんたち。こっそり赤ワインゲット。

本当に村中の人たちが集まってるんじゃないかと思うほどの人出と賑わい。
あちらでもこちらでも、みんな、久しぶりに懐かしい知人・友人に挨拶するのに大忙しです。
けどさすがは田舎の村。
あたりを見回しても顔の平たいアジア人は私1人だけ。
日本代表としてはできるだけ愛想よく出会ったみなさんにご挨拶。

夜は気温も下がり、羽織るものが必要なほど。
けどそこにいるイタリア人たちが言うには、明け方まで踊るにはちょうどいい気温なんだとか…。
はぁ~。
すみません。
体力のない中年アジア人は若いカップルを残してとっとと退散です。





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